日本初、ウルットバティン

この度ようやくご縁がつながり、マンフッドセラピーを本場で勉強してまいりました。

1年ほど前から誰か教えてくれる人はいないか探していたのですが、何ヶ月か前に1枚の写真によってご縁ができ、遠征してまいりました。

ウルットバティン(マンフッドセラピー)

イスラム教の国マレーシア

「ウルット・バティン」という名のマンフッドセラピーは、イスラム教・多民族国家であるマレーシア伝統のマッサージです。イスラム教でありますので、女性が勉強するということはかなりのイレギュラーであり、やや厳戒態勢での学習となりました。

彼に決めた理由

SNSなどで日本同様にマッサージ動画をパフォーマンスとしてUPしている人はかなり多いです。動画の真似をするということつまりコピーをするということは容易な発想かもしれません。ですが、何がどうでということは実際見聞きしなければわかりませんし、何よりリスペクトにつながりません。そこでかなりの人数のセラピストもしくは医師を探しました。

そんな折、1枚の写真を発見し調べたところ今回教えてくれることになった彼を見つけ出しました。サイトに書かれている方針に共感したことが決め手となり、交渉をしておりました。また、彼は一切パフォーマンスという名の動画を出していません。

余談ですが、先ほども書いた通りイレギュラーなことなので、女性に教える場合はアドバンテージがありました。カップル以外の異性同士が生殖器云々は一般的には・・・。郷に行ったら郷に従えですし、わたしは若い頃にイスラムの村にステイしたことがあったり、生活を共にしていたことがある経験もありますので、何となく教えなどは理解していました。そのため、彼の治療院では教えられないのでわたしの宿泊しているホテルの部屋でレッスンを行いました。これは本来、日本も同じですね。

ご対面

「何が起きても仕方がない(悪いこと)」という覚悟は持っていたのですが、不思議と不安も過度な緊張もなくご対面をしました。非常に優しくて少し天然で、ジェントルマンでした。5人の子を持つパパなので、男性ホルモンが強そうな感じがしました。とにかくいい人、そして現地で何人もの人を教えている先生でした。マンフッドだけでなく、本当にいろんな技術を持っている治療家さんで、わたしの体を触り、不調を全て言い当てた強者です。マレー語的な発音の英語なのでちょっと難しいですが、英語が通じるのが本当に助かる!

マレー伝統マッサージは(も)痛い

生殖器系マッサージと言っても、性器だけにフォーカスするわけではありません。全体的な要素を見なければいけないのはアジア伝統マッサージに共通するものです。独特なテクニックでマッサージしていくわけなのですが、とても痛い。ずいぶん体が悪いなぁと感じるほどに、とにかく痛いです。「痛い!」としか言ってなかった気がします。痛すぎて我慢ができない! それくらいやらないと現地の人は何も感じないらしいので、タイ古式マッサージも同じだな、と。同じアジア人なのに、やはり風土・食事・気候が全然違うことから、体質や体力的なものも日本人とは異なっていると感じました。痛いものは痛いのですが、日本人に合わせて行っていきたいと思います。

ウーマンフッドセラピーもダブル取得

女性用伝統セラピーも流れで行うことになりましたので、マンフッドと併せてウーマンフッドも同時取得しました。深くは言えませんが、とにかく非日常的な練習の日々で面白かったです。

そして、これは2年くらい前からいつかやりたいと思っていたのですが、東南アジアにおける子宮マッサージを受けました。女性による女性のためのマッサージを提供しているところをあらかじめブッキング。やはり出張型でわたしの部屋で行いました。マレーシアでは出張型がわりとメインなようです。こちらも結構強くて痛いまではいきませんが、とにかくパワフルでした。いい体験できたな〜。また行ったら利用して同じセラピストちゃんを指名しようと思います。同年代だったし。

女性用も気づいたらいろんな技術が自然と身についているようになりました。全てをお悩みごとにカスタマイズすれば、独自すぎる施術ができるかな、と。

でもどこかで読みましたが、日本人女性は人に触られることがそもそも苦手な方が多いとのことでいくらフェムテックが流行、女性用風俗が人気と言えどもまだまだハードルが高そうですね。

ちなみに当方、膣マッサージは一切行いません。これにはワケがあります。またあらためて書きたいと思います。

今回ちょっとした経験をしましたのでそちらも併せて。

日本人初ではないけど、日本に輸入は初です

先生曰く、駐在員である日本人の方に一人だけ教えたことがあると言います(彼も「痛い!」しか言っていなかったそうです)。なので、日本人初はわたしではなく、きっとその方です。ですが、マレーシアでお仕事をしていると言っていたので、日本に運んだのはわたしが初だと思います。今後コピーする方もいると思いますので、ここではっきりと書かせていただきます。マレー伝統のウルット・バティンすなわちマンフッドセラピーは当店が初です。

ちなみに、マレーシアに出張されていた日本人ビジネスマン2人ほどに施術を行ったこともあるそうです。やはりマニアはいますね。わたしもそのうちの一人かもしれませんが、やはり現地で受けることはいいことですね。気分も違うし、してもらった感はとってもありますし。わたしもほとんど日本でマッサージは受けなくなってしまいました・・・その代わり日本から出たら毎日マッサージ三昧です。

ジャブカサイや前立腺マッサージを組み合わせてもいいと言われたので(やってあげた)、ある意味生殖器系としては当店の最終形態となります。あとは技と経験を磨いてゆきます! 最終形態はTHE オリジナルか。

また、先生が日本に来たいと言っていたので、来たら限定で施術を受けてもらえる機会を作ってもいいなぁと微かに思っています。その時はわたしもサポートにつきますので。