40代ならではの課題

この度、久しぶりに西洋医学の病院で子宮頸がん検診を受け、東洋医学と西洋医学の考え方の違いを改めて実感しました。

西洋医学では、年齢を重ねるごとにリスクが高まる病気に対して、早期発見・早期治療を重視し、検査や投薬を積極的に勧められます。特に症状が出ていなくても、予防のために定期的な検査を受けることが推奨されます。

一方、私が普段お世話になっている東洋医学では、体全体のバランスを重視し、自然治癒力を高めることを目指します。症状が出ていなければ、まずは生活習慣の見直しや食事療法など、体の中から健康を取り戻すためのアドバイスが中心です。

今回の検診では、西洋医学の「予防」という考え方が強く、年齢という要素が大きく影響しているように感じました。確かに、早期発見は大切ですが、一方で、検査や投薬によって体に負担をかけることも事実です。

西洋医学と東洋医学、どちらを選ぶべきか?

どちらが良い、悪いというわけではなく、それぞれの考え方や治療法にはメリットとデメリットがあります。

西洋医学のメリット: 早期発見、早期治療、科学的根拠に基づいた治療

西洋医学のデメリット: 検査や投薬による副作用、体への負担、心の不安

東洋医学のメリット: 体全体のバランスを整える、自然治癒力を高める、心の状態も考慮する

東洋医学のデメリット: 効果を実感するまでに時間がかかる、科学的な根拠が不足しているものもある

西洋医学と東洋医学、どちらも大切な医療です。それぞれの考え方や治療法を理解し、自分にとって最善の選択をすることが、健康な毎日を送る秘訣です。

更年期の場合

更年期は、男性・女性ホルモンの減少が原因とよく言われますが、実はそれだけではありません。人によっては、同じようなホルモンの変化でも、全く症状が出ない方もいます。西洋医学では、ホルモン剤で症状を改善する方法が一般的ですが、体全体のバランスを考えると、必ずしもこれが最善の選択とは限りません。

東洋医学では、個人の体質や生活習慣、心の状態など、様々な要素が複合的に影響して症状が現れると考えます。そのため、一人ひとりに合った治療法を選ぶことが大切です。しかし東洋医学と言っても医師によって解釈が全然違うこともあり、自分に合う医師に出会うまで時間がかかることもあります(私自身もそうです)。

特に、睡眠の質は更年期症状に大きく影響します。睡眠不足は、ホルモンバランスの乱れや自律神経の乱れを引き起こし、様々な不調を招く可能性があります。寝る前にスマホを見ないようにする、リラックスできる入浴をするなど、自分に合った睡眠方法を見つけてみましょう。

もちろん、西洋医学と東洋医学、どちらが良い悪いということはありません。大切なのは、自分の体と向き合い、自分に合った方法を選ぶことです。様々な情報を参考にしながら、自分にとって最善の選択をしてください。