鍼とお灸

今年最後のメンテナンスとして、いつもお世話になっている鍼灸院へ行ってきました。年末にも関わらず、子供から大人まで治療を受けに来ており、賑やかな雰囲気でした。気がつけば、こちらの鍼灸院に通い始めて4年が経ちます。最初のきっかけは、お客様から「きっとゆきさんに合うと思います」とご紹介いただいたことでした。

先生のブログを読む中で、多くの共感や学びを得ることができ、今では「最初で最後の鍼灸の先生」だと思っています。鍼灸院は数多くありますが、中にはただ多くの鍼を刺すだけの治療を行うところもあるようです。私のように反応が敏感なタイプにとっては少し危険に感じることもありますが、実際はどうなのでしょうか。

ちなみにわたしは敏感なので刺さない鍼を受けています。様々な種類の「刺さない」鍼があるそうで、素材によっても効果がどう出るか違うみたいです。また、タイ古式のトークセンみたいなものもあります。

私がこの治療院を特に気に入っている理由の一つは、治療はもちろんですが、先生と患者さんのやりとりから多くの学びを得られる点です。先日も、中国人の旅行者が駆け込みで治療を受ける場面に出くわしました(2日連続で来られたそうです)。先生が慣れない英語で一生懸命説明している様子に思わず微笑んでしまいました。その中で、旅行者の方が「普段どうすればいいですか?」と尋ねると、先生は「このツボに毎日お灸をしてください」とアドバイスしていました。

その話を聞いて、今日は私自身も「どのツボにお灸をすればいいですか?」と先生に伺ってみました。そして、2024年の締めくくりとして、自宅でお灸を始めることを決意しました!東洋医学の奥深さに改めて感動し、小さなヒントでもすぐに取り入れて実践していく姿勢も、養生の一環だと感じています。

というわけでさっそく「せんねん灸」を買い、教えていただいたツボにお灸をしました。最初は恐る恐るでしたが、これはとても良いと実感できたので時間があってゆったりできる時に続けてゆきたいと思います。小さい頃、よく祖父が行っていたのを思い出します。